ディプロマティコのラムはサトウキビ由来の糖蜜とシュガーケインハニーを使用しています。糖蜜は軽めのラムに、またシュガーケインハニーは、より複雑なラムに用いています。糖蜜は、高濃度の糖を有し、灰分が少なく、粘度が低いものを使用しています。
ウニダス蒸溜所では、糖をアルコールに変換する際に使用する自家用の酵母菌株を栽培培養し、保存しています。糖蜜からつくられる軽いラムは、およそ1日と短い時間で発酵が終了します。しかし、シュガーケインハニーからつくられるミディアム、ヘビータイプのラムの場合は、発酵に通常2日かかります。

発酵

ディプロマティコは、ライトラム用のコラムスチル(連続式蒸溜器)、ミディアムラム用のバッチケトル、より複雑なヘビーラム用のポットスチル(単式蒸溜器)の3つの方法で蒸溜を行っています。
発酵工程で得られたアルコール液は、含有成分を分離するために上記の方法を用いて加熱されます。そして気化されたアルコールは凝縮され、液体に戻ります。
このプロセスは、アルコールの精製を可能にし、ディプロマティコの各ラムの特性とプロファイルを定義するのに重要な工程です。

蒸溜

ディプロマティコのラムは、主にバーボンウイスキーやモルトウイスキーで使用された樽で熟成されます。また、オロロソシェリー樽はシングルヴィンテージに、ペドロヒメネスシェリー樽はアンバサダーのラムの熟成に使用されます。どちらのプレステージ銘柄の場合でも、ブレンディングの工程を経てからラムは樽に戻され最適な仕上げがなされます。
一旦樽に充填され、密封され、そして倉庫に置かれると、それらが瓶詰めの成熟度に達するまでに移動されたり、栓が開かれたりすることはありません。

熟成

熟成プロセスの後、蒸溜所のマエストロであるティト・コルデロと彼のチームは、独特で複雑なラムをつくり出すために、異なる蒸溜方法で得られた熟成済みのラムをブレンドさせます。すべての製造工程を監督すること、その中でも特にフレーバーとアロマのバランスと丸みが最大限に引き出せるラムをつくり出すことは、彼らマエストロに課された責任です。
ディプロマティコのマエストロによる完璧なブレンディングは芸術作品のようであり、これまでにも数々の賞を獲得しています。主な受賞歴は2011年と2013年の英国ロンドン・ラム・フェスティバルの「ラム・バレル・アワード」における「ラムブレンダー・オブ・ザ・イヤー」の受賞、2014年のスペイン・マドリードでの国際ラム会議における「ワールド・ベスト・マスターブレンダー」の受賞などです。

ブレンディング